コンポスト「キエーロ」設置しました♪
こんにちは。
インテリアコーディネーターのつやまあけみです。
2020年がスタートした時に「四季折々の自然を感じ、楽しみながら、地球にやさしい暮らしの提案をしていきたい」と目標を立てました。
環境のことを考えた時にどうしても問題のひとつとして上がってくるのが「ゴミ」のことです。
日々の暮らしからは、処分すべきいろいろなゴミが生まれます。キッチンからでる生ゴミもその一つです。処理には思いのほか手がかかります。
単に捨ててしまうだけのものと思いがちな生ゴミを、たい肥などに再生してくれる便利アイテムが「コンポスト」です。
本当は、このたい肥を作る容器のことを『コンポスター』と呼ぶそうです。
ゴミなどからできたたい肥が「コンポスト」で、それを作る容器を「コンポスター」と呼ぶのが正解ですが、日本では「コンポスト」が一般的な呼び方なのでそちらを通称にしたようです。
さて、コンポストにはいろいろな種類があります。
・地上に置くタイプ
・地面に埋めるタイプ
・バケツタイプ
それぞれの特徴は
・「地上に置くタイプ」
地面に設置し、生ごみの間に乾いた土や落ち葉を投入することで発酵し、堆肥を作れます。
大量に堆肥を必要とされている方におすすめです。プラスチックタイプなら費用もそれほど掛からないので手ごろです。
・「地面に埋めるタイプ」
地面に埋め込み、生ごみを投入することで、発酵しながら周囲に堆肥として分解されていきます。
手間をかけずに生ごみを減らしたい方におすすめです。
ただ設置の際、地中への埋め込み作業の手間がかかるので少し面倒かもしれません。
・「バケツ型」
ふたつきバケツの形状をしています。
投入した生ごみに菌体(ぼかし)をふりかけ、発酵させることで堆肥となります。
こちらは手軽にコンポストを試すことができますし、購入価格も安いです。
私の住まいがある藤沢市では家庭から出される生ごみの減量・再資源化を進めるために、
生ごみ処理器(キエーロ・コンポスト容器)の斡旋販売を行っており、通常よりも安く買うことができます。
今回我が家が「コンポスト」として設置したのは、
「キエーロ」という名前のコンポストで、地上に置くタイプです。
「キエーロ」は土中のバクテリアを利用して生ごみを消滅させる容器です。
ガーデニングや野菜作りをしているわけではないので堆肥はいりません。
でも、庭が広くないので地面へ埋める場所もありませんでした。
また、キッチンが2階なので、ゴミを持ってわざわざ1階に降りて、
外に出て捨てに行くことが面倒になりそうな気がしました。
生ごみを減らしたい、でも手間はなるべく省きたいと思ってたどり着いたのがこのベランダにおける「キエーロ」でした。
ちなみに「キエーロ」開発者は松本信夫(葉山町在住)さんご夫妻。
15年ほど前にゴミ処理の関心が高まり研究を重ねて製作されたそうです。
HPはこちらです。 キエーロ葉山
商標登録もされています。
キエーロ本体と黒土、設置料で2万円くらいかかるのですが、
藤沢市の斡旋価格で5,000円で済みました。ありがたい!
藤沢市の「ふじキュン」の刻印がついています。
そして、
藤沢「キエーロ」の通し番号も刻印されています。
キリ番の100番の方がうらやましいくらいの97番(笑)。
箱本体には丹沢の間伐材が使用されています。
【使い方】
置き型の「キエーロ」はコンポストの容量が決まっていますし、
たい肥になるまで2週間くらいかかります。
ですから時間差で生ごみを投入することが必要なため、
毎日ゴミを入れることができません。まずは3日分、ゴミを貯めます。
ゴミを貯める容器はステンレスのふた付きの入れものが最適だそうです。
我が家のゴミは多い?少ない?どっちなんでしょうかね~。
キエーロの中はこんな感じです。
この中の土は「黒土」でバクテリアの力で生ごみを分解できるのです。
土を掘って、穴の中に生ごみを投入します。
そのあと、土とよく混ぜます。
水分が少ないとゴミの減少作用が小さくなるので
その場合は水や使った後の食用油などを混ぜると良いようです。
まだ使い始めて1週間なので、効果のほどはまだわからないのですが、
可燃ごみの日のゴミ袋が10ℓから5ℓになったので
その様子からみても確実にゴミの減少につながっていることがわかります。
ワーキングママとして26年。
環境のことが気になりながらも仕事、子育て、家事に追われていっぱいいっぱいの毎日。
少し余裕ができた今だからこそ、
地球にやさしい暮らしを、できることを少しずつでもやっていきたいと思います。
藤沢市のサイトはこちらです。
私が参考にした熊本のmasa-Tさんのサイトはこちら。
我が家で自作のキエーロ、絶対的におすすめする4つのメリット」
キエーロ愛があふれていて読み応えがあります。
おすすめです!
今日も最後までお読み頂きありがとうございました♪