プラスチックフリー生活のために1
こんにちは。
インテリアコーディネーターつやまあけみです。
エシカルな暮らしを実現しようと取り組みを始めています。
可燃ごみはコンポストを利用することで半分の量にすることができましたが、どうしても少なくできないのがプラスチックのゴミです。
今年、2020年7月からスーパーなどで買い物をした際、ビニールの手提げ袋(レジ袋)が有料化されることになりました。
少しでも、プラスチック製品が手元に入って来ないように、マイバックを利用することは良いことだと思います。
でも、気が付いたのです。
レジ袋の利用をやめただけでは「プラスチックごみ減少」にはならないのではないかと。
実際、我が家でプラスチックごみ回収の日は大きなビニール袋の中にパンパンにプラごみが詰め込まれています。
その多くは食品の包装資材類のプラスチックごみなんです。それもかなりの量です。
これらを減らすことは現状かなり難しいです。
スーパーで買い物をすれば生きていくのに必要な食べ物の多くがビニール袋やラップ類に包まれています。
米・肉・魚・野菜・果物・パン・豆腐や納豆・卵・ヨーグルト・ハムなどの加工食品、など。
調味料なら、油・塩・砂糖・醤油・みりん・酒・味噌など。
ではどうすれば良いか。
プラスチックフリーの生活を目指す「買い物の仕方」は
1、野菜類はなるべくビニール袋に入っていない商品を選ぶ。
2、スーパーマーケットではなくなるべく個人商店で購入する。
3、量り売りの商品を選ぶ。
4、調味料などはビン入りの商品を選ぶ。
5、手作りをする。
また、究極は「自給自足」となるわけですが、畑を耕して、魚を釣って、日々の暮らしをしていくことは今の私にはとっても難しいことです。
自給自足にたどり着かないまでも、野菜作りや調味料の「手作り」などは実際にできることなので、やっていきたいと思っています。上記5項目は徐々に取り入れていきたいと考えています。
もうひとつ、プラスチックごみ(海洋プラスチックも含む)が問題になっていますが、
そもそも、プラスチックが本当に「ワルモノ」なのでしょうか。
私は最初の東京オリンピックが開催された年代に生まれました。
景気も上向きで世の中がどんどん便利になっていく時代に育ちました。
近所の商店街で大好きだったお菓子やさんでは、美味しそうな菓子パンはショーケースの中で売られていて、紙袋につつんでもらっていました。
ドロップも缶入り、キャラメルやチョコレートも紙包装のみ。
主食のお米は近くのお米屋さんから紙袋に入ったものでしたし、
うどんは近くの製麺所からこれも紙に包まれて持ち帰っていました。
肉や魚も紙か経木、竹の皮を利用した包装をしていましたし、
お豆腐も鍋に入れてもらって買っていたように思います。
もちろんレジ袋などは無い時代ですから、母は買い物かごを手にさげて出かけていました。
そう、そのころは食生活のなかで「プラスチック」に出会うことは少なかったのです。
プラスチック製品は食品の品質を保ち、食品や物の運搬の流れをよくするために必要不可欠な存在です。
要は、処分の方法をしっかり意識して「ゴミ」ではなく、繰り返し使って(リユース)、再生利用する(リサイクル)仕組みを理解して日常生活に取り入れていくことだと思います。
企業やメーカーさんも様々な努力をしています。
生分解性プラスチックの研究もすすんでいて、使う時は通常のプラスチックと同じように使えて、使った後は自然界の微生物によって、最終的には水と二酸化炭素に分解されます。また、レジ袋の中にはたとえ海に流れてしまっても水の中で生分解される商品もあります。
何を使うかの選択肢も増えているということですね。
自分一人では立ち向かえないかもしれないけれど、何人かが集まればできることもあるし、無意味ではないのかなと思います。
経済を回しながら環境にも優しく。足元を見直す時期なのかもしれません。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
三密を避けて、おうち暮らしを楽しみましょう。